コンシェリア西新宿:構造・セキュリティ

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インフォ01

地上44階建て超高層タワーには、先進の建築技術が凝縮されています。
タワーレジデンスとして機能的な住空間を創り上げながら、強度と耐久性の向上を図った超高層建築を実現します。

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地上の外周部とコア部にフレームを配置し、地震に抵抗させています。地下部分では、耐圧板の大きな「面」で建物を支えて優れた耐震性を実現します。
また、コア・チューブの周辺にパイプシャフトを集約することで、共用廊下側から容易に配管類の維持管理が可能になり、住戸プランへの制約も低減されました。

インフォ03

「コンシェリア西新宿TOWER'S WEST」は、地表の浅い部分に支持層がある良好な地盤に位置しているため、杭で建物を支える必要がありません。地表面から約22mの位置にある強固な支持地盤で、建物底部の基礎全体をしっかりと支える「直接基礎」を用いています。この基礎構造は、近くに建設された超高層の東京都庁と同じ構造です。

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外観完成予想図
[図面を基に描き起こしたもので、実際とは多少異なる場合があります。]

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高さ60mを超える超高層建築物は、国土交通大臣が定める基準に従った構造計算により構造耐力上安全である認定を受けなくてはなりません。
「コンシェリア西新宿TOWER'S WEST」は厳格な審査に基づき、国土交通大臣の認定を取得しています。

インフォ05

コンクリートの耐久年数は、強度が高いほど長くなります。当物件では、圧縮強度が最大80N/mm2のコンクリートを使用。これは、1m2当たり約8,000tの圧縮に耐える強度を意味し、長期間にわたって大規模な補修を実施することなく高い耐久性が想定される数値です。

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コンクリートのスラブを支える小梁を少なくして、すっきりとした住空間を実現するため、プレストレストボイドスラブを採用。気になる小梁を天井から減らすことで、照明器具や家具を配置する自由度も高まって効率よく利用できます。
 

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地震動で建物が受ける、せん断力(ずれを生じさせる力)に対して強い柱構造を追求。柱の主筋に巻きつける帯筋には、継目を溶接した「溶接閉鎖型帯筋」を採用しています。従来のフック留めの工法に比べて強度・寸法精度が高く、コンクリートを強く拘束することで耐震性の向上を図っています。
 

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鉄筋を覆うコンクリートの厚さを、かぶり厚と呼びます。当初、強アルカリ性であるコンクリートが大気中の炭酸ガスと反応して中性化してくると、鉄筋は錆びやすくなり、体積膨張によりコンクリートがひび割れを起こします。この中性化を遅らせるため、柱や梁のかぶり厚を建築基準法が定める数値(30mm以上)より厚い、最小45mm以上とすることで耐久性の向上に配慮しています。

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コンクリートは、セメント、水、砂利などを混合して作られています。セメントに対する水の重量比を「水セメント比」と呼び、50%〜55%が標準で、これより水の割合が多いとコンクリート強度が落ちます。当物件では50%以下に設定することで強度を確保。また、コンクリートの収縮を少なくでき、ひび割れも起こりにくくしています。

インフォ10

あらかじめ工場で製造された柱・梁を使用して現場で組み立てる、プレキャスト工法を採用しています。鉄筋コンクリートで作る部材の品質と精度を均一に保つことができるため、建築物の信頼性を向上できます。

インフォ11

壁の内側・床の構造、情報インフラ、そして災害時の備え。快適な日常、心地よい空間の基盤は、普段は目に触れない部分が担っています。
その機能の向上が、より暮らしやすい毎日へと直結。それぞれのクオリティを追求して、ひとつ上の生活を支えます。

インフォ12

外壁は厚さ約125mmのALC(軽量気泡コンクリート)を採用し、タイルを外側に貼ってさらに耐久性を向上。居室側には厚さ約20mmの断熱材を施して断熱性も高めています。

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住戸の戸境壁は、グラスウールを充填した乾式耐火遮音間仕切壁とし、相互の遮音性の確保に配慮しています。

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床スラブ厚は約300mmを確保し、フローリング材には遮音等級LL-45の二重床システムを用いて遮音に配慮。さらに二重天井として将来の設備配管等のメンテナンスを容易にします。

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梁を床スラブ下面から立ち上げる逆梁工法を採用。梁によって採光や視界が妨げられず、さらに高さ約2,270mm*のハイサッシュを用いることで、光の差し込む範囲も広がります。

※階数・住戸により異なります
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給水・給湯管には点検やメンテナンス、管の更新がしやすい、さや管ヘッダーを採用。熱や錆にも強い、耐久性にすぐれた架橋ポリエチレン管を使用しています。

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キッチンや洗面化粧室などの水まわりと、リビング・ダイニングルーム、廊下との床段差を極力少なくしてフラットにしました。思わぬつまずきを防ぎます。

※ 玄関上がり框、バルコニーには段差があります。
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キッチンの吊戸棚の扉には、地震の揺れによって調理器具や食器類が落下することを防ぐ耐震ラッチを採用しています。

※ 揺れ方によっては作動しない場合があります。
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住む人の健康に配慮し、フローリング材やキッチンの面材などにはホルムアルデヒドの発散量が極めて少ない建材を採用。壁紙の接着剤にはノンホルムタイプを使用しています。

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地震によってドアが変形して開かなくなり、避難できなくなることを防ぐため、耐震仕様の玄関ドア枠を採用しました。

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